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円形脱毛症

円形脱毛症とは、円形や楕円形に部分的に髪の毛が突然抜ける疾患です。

一か所だけでなく複数の箇所にできる場合、ときには頭部全体に及ぶ場合などもあります。
また重症になると眉毛やまつ毛、体毛にまで及ぶ例もあり様々です。

初期症状として、頭部に地肌が見える部分ができ、その後髪が抜けた周囲の毛を引っ張ったとき、特に痛みなく簡単に抜け落ちる(易抜毛性)、抜け毛の毛根部分が細くとる(感嘆符毛)などの症状が起こります。

円形脱毛症は、精神的なストレスがきっかけで発症する方が多いのですが、手術後や感染症後に発症する方や、原因が全く思い当たらない方もいらっしゃいます。

最近では円形脱毛症発症のメカニズムの解明も進んでおり、アトピー性皮膚炎、甲状腺疾患、SLE(全身性エリテマトーデス)などの自己免疫性疾患が関与している例もある事が分かってきているので、場合によっては血液検査が必要です。

当院では内服薬や外用薬による治療の他、液体窒素療法、ステロイドの局所注射、光線治療(エキシマライト)等を組み合わせて治療していきます。
脱毛症状が改善してくると、抜けてしまっていた部分に点々と毛穴が見え始めたり、細く短い毛が生えてきます。

症状が長く続く方や、繰り返す場合、急激にたくさんの髪の毛が抜けてしまう方などは不安になりがちですが、一人で悩まずにぜひ、ご相談ください。

VTRAC(エキシマライト)

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